【限定公開】ビジネスヒントブログ

私たちがマーケターに
7桁のお金をかけても
失敗してしまった理由

漫画の制作会社の私たちが「マーケティング」を意識するようになったのは、とあるマーケティング会社に時間と資金を無駄にしてしまった経験があるからです。

私たちは20年漫画専門の制作会社として続けています。安価な似顔絵を描くことから始まり、徐々に企業の漫画を制作し、お客さんの集客や売り上げに貢献してきた実績を重ねてきました。お客さんの役に立っているという実感もあるので、事業自体に問題があるとは思っていません。

でも、どうしても漫画の注文は断続的で、常に新規顧客獲得は課題になっていました。事業に問題がないとしたら、売り方が違うんじゃないか。じゃあどうやって売っていけばいいんだろう?そう悩んでいた時に声をかけてきたのは、とあるマーケティング会社でした。

「あなたの商品を売ってきます」

私たちはこのマーケティング会社の言葉を信じて契約。しかし蓋を開けてみたら、契約して1年の間で、売り上げどころか見込み客すら全くできませんでした。こうして私たちは1年間という時間と7桁の(私たちにとってはとても大きい!)費用を無駄にしてしまったんです。

失ったのは、費用と時間だけではありません。期待していた成果が全く得られない、むしろ損をしたと思ってしまうと、とても精神的な苦痛を感じました。気力すらも失われてしまうんです。こんな苦い経験があったことから、自社のマーケティングは他人に頼らず自分たちでやろうと決意し、マーケティングの勉強を始めました。

マーケティングの勉強を始めた頃、私たちはある本のキャッチコピーに衝撃を受けました。
それがこちら。


「人々が買うのは最高の商品ではなく、一番わかりやすい商品だ」

私たちはずっと、いい漫画を作っていたら売れるんだと信じていました。そしていい漫画を作ってきているのになんで売れないんだろうと悩んでいました。それが、この一言で考え方が180度変わったんです。

もしあなたも、いい商品を売っているのになかなか売れない・集客できないという悩みを持っていたら、マーケティングを学ぶことで解決に近づけるかもしれませんよ!あなたのマーケティングの勉強をする手間をなるべく少なくして気軽に取り入れてもらうために、私たちが学んだマーケティングの考え方やテクニックをブログでご紹介していきます。

人間の脳はわかりやすさを好み、混乱を嫌う

iPhoneやMacBookでお馴染みのアップル社は、世界中から支持されている企業です。アップル社の創業者、スティーブ・ジョブスは、アップル社でマーケティングを失敗したことで追放され、一時期ピクサー(これまた世界的な制作会社!)の経営に携わっています。

そこで世界的に評価される物語作りを学んだジョブスは、アップルに戻って物語を活用することでアップル社のマーケティング方法はがらりと変わったそうです。彼は何を得て、どう活用したのでしょう?

追放されるきっかけになってしまったマーケティングは、雑誌9ページに渡って、商品の性能の素晴らしさをマニアックな情報で伝えるというものでした。しかしそれはあまりにも複雑すぎてお客さんに良さが伝わらず、商品はヒットしませんでした。一方、物語作りを学んだジョブスが新たに作ったキャッチコピーは、たった2語。

「Think Different」(固定概念をなくして発想を変える、という意味)

ジョブスは、複雑な情報を伝える事をやめ、簡潔な言葉でわかりやすく表現したのです。キャッチコピーと共に打ち出した経営の柱では、お客さんが本当に得たいと思っている新たな発想を手助けする商品を登場させる物語を描きました。その結果、アップルはお客さんに支持され、世界的な企業にまで成長したそうです。アップルが評価されたのは、すごい技術力を持っている最高の商品だからではありません。どの他社よりもわかりやすくお客さんの希望に応えていたからです。

これが私たちが衝撃を受けた「ストーリーブランド戦略」にあった一文
「人々が買うのは最高の商品ではなく、一番わかりやすい商品だ」の正体でした。

難解で複雑な物語では、お客さんは置いてけぼりになってしまいます。私たちも漫画を作る上で意識しているのは「わかりやすい物語を作る」事でした。衝撃を受けたのは、この考えをマーケティングにも取り入れたら成功する事が分かったからだったんです。

私たちはかつて、マーケティング会社に時間や費用をつぎ込んで、売ってきてくれることを期待していました。だけどそのマーケティング会社は、どうやったら商品が売れるのか、その本質的な部分を教えてもくれなかったし実行もしてくれませんでした。おそらくマーケティング会社も知らなかったんだと思います。

自分たちで学んでみたら、シンプルだけど言われるまで気づけなかったことでした。マーケティングで重要なのは「お客さんが求めているもの」と「手助けができるもの」それを伝えるわかりやすい「お客さんの物語」。だけど私たちもなかなか実行に移せていないのも現実です。次回のブログでは、どうやって「お客さんの物語」を作るのかというヒントについてお伝えしようと思います。

あなたの商売も成長することを願って、私たちが学んで活用しているマーケティングの知識について少しずつご紹介していくので、ぜひ今後もチェックしてください!

私たちはお客さんの商売が成功するようにと、マーケティングのテクニックを組み込んで、人と繋がるきっかけである名刺交換を使った「売れる仕組み」を作りました。これは、名刺交換からあなたの一生涯の顧客になる見込み客と繋がる仕組みです。

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