世界中で人気の「スターウォーズ」シリーズは、映画だけではなく小説やアニメ、ゲームなどにもなっている。なぜ、そんなにヒットしたのか。ヒットしている映画には理由がある、という備忘録。
日本で1978年に公開された、シリーズ1作目である「スターウォーズ episode4」は、このような構成。
主人公のルーク・スカイウォーカーは、育ての親である叔父夫婦を邪悪な帝国軍に殺されてしまう。
そしてルークの旅が始まるが、様々な問題や障害が待ち構えている。
そこで、元ジェダイの騎士・オビ=ワン・ケノービが導き手として登場し、主人公の手助けをする。
最終的にはルークが帝国の宇宙要塞デス・スターを破壊して、反乱軍が生き延びて闘いを続ける
「ストーリーブランド戦略」に書かれていること。
世界的に評価されている物語には「売れる物語の型」があること。
スターウォーズをはじめ、ヒット作品の物語にもその型が当てはまる。
「売れる物語の型」の基本的な構成要素は7つあって、
本にある「ストーリブランドフレームワーク」は、その要素から物語を作る方法。
何らかの目的を持つ1.主人公が、
それを達成する前に2.問題に出くわし、
絶望の淵に立たされた時、3.導き手が現れ、
4.計画を授け、5.行動を促す。
その行動により、主人公は6.失敗を回避して
7.成功に至る
漫画のレジェンド作家の漫画にも、この型に当てはまる作品がある。
ビジネスに応用すれば、確かに漫画の物語が売れているんだから、商品や会社に当てはめても売れるだろう。
重要なのは「自分たちの物語」ではなく「お客さんの物語」を作る事。主人公をお客さんに設定し、お客さんが商品・サービスを使って成功(便益・恩恵)を掴み取る物語を作ること。
ドナルド・ミラー著 「ストーリーブランド戦略」ダイレクト出版