上司になれなれしい態度
![もりもり君第5話](http://www.kakuya.com/morimoriimg/mori-005.png)
社長 こんにちは。
今日はA君のことで相談します。
中川 はい、なんでしょうか?
社長 A君が上司のB主任になれなれしい態度や言葉づかいをするのです。
中川 はい。
社長 あれでいいのかと思うのです。
中川 社長に対してはどうですか?
社長 まあ、普通です。
B主任は若いので友達感覚でいるようです。
中川 目にあまりますか?
社長 目くじらを立てるほどのこともないですが、いいとも思いません。
なれなれしい態度や言葉づかいはコミュニケーションの方法だと勘違いしている可能性があります。
中川 では、注意すればいいではないですか。
社長 そのうち気づくかなとも思います。
しばらく様子をみるのがいいかもと。
中川 中川が中学生になったときのことです。
社長 いきなりなんですか。
中川 中川の経験が参考になると思いますので。
社長 へえ、どんな経験ですか?
中川 先生に相談事があって「あのねえ~」と話しかけたのです。
そしたら先生が「中学生になったのだから「あのねえ」は辞めなさい」とその場で注意されました。
社長 ふーん。
中川 で、あそうなんだとその場で言葉づかいを直しました。
その場で軽く注意をされただけですが、50年前のことをいまだに鮮明に覚えています。
社長 へえ。そんなものですか。
いまだに覚えていると言うことはその先生をうらんでいるのですか?
中川 普通です。うらんでいません。
たぶん、親以外では注意をしてくれる人があまりいなかったからかもと思います。
社長 つまり、B主任がその場で注意をしろということですか?
中川 そうです。軽く。
それで改善されるでしょう。
社長 直りますかね?
中川 直らなければまた考えればいいではないですか。
まずは、実行です。
社長 そのとおりですね。
注意はその場ですることです。
最初は軽く注意をしましょう。
そのうち気づくというのも一つの方法ですが、もし気づかないまま長期間経過すると修復するのが難しくなります。
新人のときにどんどん注意をしましょう。
ランチェスター法則(竹田先生の教材より)によるとほめることを7割、しかることを3割です。
しかる、注意ばかりでは部下はついてきません。
しかし、ほめるばかりでもうまくいきません。
(最近はほめることばかり強調されている風潮がありますがまどわされないことです)
労務管理の要諦は
ほめる 7割
しかる 3割
です。
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