スタッフ

船平依里|制作方

プロフィール

就職活動で漫画を描く能力が認められないことに落胆し新卒で画屋に入社。
弊社の厳しい指導に耐え、みごとに制作スタッフの座を勝ち取る。その後も制作に対しては積極的な姿勢で、特に女性の担当者から好まれる作風と人柄を併せ持つ。読書家であり企画で高い能力を発揮するため、シナリオ制作には欠かせないスタッフ。子育てと漫画制作の両立する働き方改革中!
制作の主に企画、ネーム、仕上げを担当。
ローソンのリラックマキャンペーンにハマリ過ぎだと思うが、本人曰く「仕方のないこと。」らしい。

制作実績

代表作(敬称略)
ニュースレター用4コマ漫画
「もりもり君」
企業PR(株式会社エンジニア)
「ウルスの大冒険」
書籍(かもがわ出版)
「こんなにすごい!日本国憲法」
ほか多数

作画サンプル|4コマ漫画「おみくじ!」

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求職者へのメッセージ

どんな仕事をしていますか?

広告漫画やそれにまつわるイラストを描いています。具体的にはビジネスシーンでも使える似顔絵や、WEB・パンフレットで展開する漫画の仕事など色々です。キャラクターデザインやネーム、下書き、仕上げなど案件ごとに色々なパートをやっています。私は主にネームと仕上げをすることが多いですね。

読者層(ターゲット層)に合わせて様々な絵柄、タッチの漫画を都度提案していく仕事なので、普段自分が描かないようなものを描く機会がわんさかあって常に新しい刺激を受けることができます。でも実は描く時間よりも、他業種や商品、業界事情や資料に目を通し学ぶ時間の方が多いです。

漫画制作といっても、お客様との電話・メールでのやりとりやコミュニケーションをしたり広報記事の作成・編集をしたり漫画を描く以外の仕事は普通の会社とほぼ変わりません。しかしだからこそ、同じ会社人としてたくさんの人達と繋がることができる、それが画屋の強みだと考えています。

在宅スタッフになってからは直接クライアントとやりとりすることはなくなりましたが、関係者打ち上げに参加したりニュースレターで近況を伝えたりと何かしら繋がりを持つようにしています。

趣味の漫画と広告漫画の違い

趣味の漫画と広告漫画には大きな違いがあります。広告にはあらかじめ「○○な人に知って欲しい!(そして買ってほしい)」というターゲット層が設定されていて、できるだけたくさんの人にそのメッセージを届けるのが大きな使命になっています。そのため広告表現は万人受けするもの、みんなが知っている言葉・表現を使うべしという暗黙の了解があるのですが、案件によっては個人の持つ絵の特性(タッチ、癖など)を封印しないとなりません。

たまにあるのが「△△△みたいなタッチで!」というお客様からのオーダーです。そのまま△△△を再現するのではなく、同じ系統の全く別なテイストの絵柄を作り出し、提案する…その結果、自分の絵と全く別物になってしまうことも多々あります。求められるクオリティに達していなければ鬼修正も入りまくります。

しかし色々チャレンジしていくと表現の幅がどんどん広がっていくのは楽しいですよ!

まんがの仕事と家庭の両立?

女性は男性に比べ、結婚・子育て・介護などでキャリアを失わざるをえない場合が多いですが、漫画の技術は続けてさえいれば向上・維持が可能です。勤務形態を工夫すれば、漫画の分担制で仕事と家庭を両立することは可能なのではないでしょうか。画屋ではまだそんなケースは少ないですが、制作の先藤氏が主夫として家庭を守りつつ創業当時から10年以上に渡りイラストやまんがを描き続けてきた前例もありますので、ひとまず私が女性のモデルケースになれればと考えています。

納期とクオリティを守りつつ家族の生活も守っていくことが重要です。辞めればそこまで。しかし細々でも続けていれば、いつか大きな案件に携わるチャンスも来ます。

画屋の分業制とレンタル・販売事業にチャンスと可能性を感じます。
近い未来もっと女性が漫画で活躍できる会社を目指して、同じ目標を持って協力できるメンバーがまだまだ必要だと強く感じています。

やりがい、続ける理由

業務のほとんどを占める広告漫画のやりがいは、やはり「面白いもの」をたくさんの人に届けられるところです。広告代理店や広告主の会社が伝えたい思い(=材料)を漫画という道具でいかに表現(=料理)するか。人の数だけ漫画表現、提案があり、思っても見なかったような新しいアイデアが飛び出すこともあります。

一つの漫画を複数人で分担するのは効率化だけが理由ではなく、互いにスタッフ間で刺激を受け合いクオリティを上げていけるという利点もあります。
今まで誰も知らなかった「伝えたいこと」が適切な漫画表現で届けたい人々にきちんと伝わった時、面白いと思ってもらえた時。まず初めに漫画を目にした担当者をくすりと笑わせられた時。やっていてよかったな、と思います。

「面白きこともなき世を面白く すみなすものは心なりけり」by高杉晋作

平凡なシナリオも表現や演出・構図によっては面白く感じられるものです。面白いものを必死こいて作り世の中に発信していく仕事を、ぜひ一緒にやっていきませんか?
チャレンジ精神ある方の応募をお待ちしています!